今まで知らなかったコーヒー豆の世界

インスタントで気軽にコーヒーを飲めますが、もっと突き詰めていきたくなった場合コーヒー豆についての知識が必要です。ここではコーヒー豆についてのこと、飲み方によっておすすめの豆などについて紹介いたします。

コーヒー豆とは?

コーヒー豆

今インスタントでも十分美味しいコーヒーを飲めますが、非常に深い世界であるコーヒーの世界、もっとこだわることができます。テレワークの人が増えた現代において、仕事中のお供などとして用いられやすいコーヒー、ここではもっと美味しいコーヒーを求める人に向けての情報を発信いたします。まずコーヒー豆、ということでカシューナッツ、大豆のような雰囲気を想像するかもしれないです。しかし実際は異なるもので、コーヒー豆は種にあたります。コーヒーの木に実るコーヒーチェリー、その果肉の中にあるのがコーヒー豆なのです。これをとって選別し、鑑定、グレードで分けてその後加工段階にうつります。焙煎の工程経てよく見られるコーヒー豆の姿になります。

非常に作り方としてはシンプルですし、それにやろうと思え焙煎から家庭でできます。コーヒーの木自体、家でも上手に育てることができれば、自家製のコーヒー豆の収穫だって可能です。実はコーヒー作りは、手間はかかるものの家庭菜園として頑張ればできるものなのです。勿論難しいですが、上手にできれば収穫して自宅で焙煎、豆挽き、抽出で飲めます。自分で作ったコーヒーを飲む、という夢を叶えるのはけして不可能ではないです。また果肉も食べられるので、ぜひジャムなどに加工がおすすめ!勿論そのままでもほんのり甘くておいしいです。

コーヒー豆を選ぶ時に見るポイント

コーヒー豆

コーヒー豆を選ぶ時に見るポイントは産地と焙煎度です。コーヒー豆のショップですとこれらの情報はもれなく記載されていますので、それが何を示しているのかを知っておくことで、より自分が求めるコーヒー豆を選びやすくなります。産地によってさまざまな違いがあり、中には有名な銘柄もあります。ブレンドをする場合にベースとして用いたい銘柄もあるなどさまざまです。次に焙煎度、これによって風味が異なります。焙煎度が浅い場合はフルーティな味わいに、中煎りが最もバランスがとれて馴染み深い風味、深煎りはビターな味わいが特徴です。産地によってコクや酸味、そして中にはフルーティな味わいもあれば中には独特な風味があるものもあります。そしてそれが更に焙煎度で風味が変わりますので、産地や焙煎度を確認の上コーヒー豆選びをおすすめいたします。

世界三大コーヒーについて

コーヒー豆

美味しいと評価されているコーヒーの中でも世界三大コーヒーとされている銘柄があります。いずれもコーヒーをあまり知らない人であっても聞いたことがある銘柄かもしれないです。まずはブルーマウンテン、これはジャマイカが生産地のコーヒーの王様といわれているコーヒー豆です。調和がとれており、そして香りがとにかく素晴らしいコーヒー豆です。コーヒーに求められる全ての良さが凝縮されたかのような銘柄であり、また栽培できる地域が限られているので高級な扱いとなっています。次にタンザニアで生産されているキリマンジャロ、これも聞いたことがある、という人は多いかもしれないです。

こちらは調和というよりも野性味が特徴で、存在感が非常に強い、そんなコーヒーができます。強い酸味・コク・甘い香りが揃っており、人気が高いです。最後にコナ、これはアメリカのハワイで生産されています。マイルドな味わいが特徴で、コーヒーチェリーの味わいが感じられる、そんな甘い香りがします。苦みも少ないので、あまりビターなものが好きじゃない、という人にもおすすめのコーヒーです。この三つが世界三大コーヒー、いいコーヒーが飲みたい、そんな時はぜひこの三つも味わっていただきたいところです。ストレートで飲むとその良さがよりわかりやすいです。

ブレンドをする場合ベースにおすすめのコーヒー豆

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コーヒーはストレートだけではなく、ブレンドで飲まれる事も多いです。オリジナルブレンドコーヒーが人気の喫茶店があるほど、組み合わせ次第でさまざまな味わいを出すことが可能です。けれどどうブレンドしていくかがわからないもの、勿論黄金比などがネットで掲載されていますが、敢えて自分のブレンドも考えてみたい……そんな時にぜひ用いたいのがベースにするコーヒー豆です。調和がとれやすいコーヒー豆としておすすめなのがブラジル、コロンビアです。この二つがブレンドのベースに用いられることが多く、バランスのとれた味とされています。ここから更にブレンドをしていき、酸味を足したりコクを足したりしていきます。必ず上手くいく、というわけではないですがそれもブレンドの楽しみ、じっくりと自分が美味しいと感じるブレンドを探してみるのも一興です。

作りたいコーヒーによって選ぶ豆

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色々な味わいの話を聞いても、初心者の場合結局どれを選べばいいのかが難しいのがネックです。わかりやすくするための例として、ここでは作りたいコーヒーを例に出し、それを作るのに最適な豆について紹介いたします。多くの人が好んで飲んでいるカフェオレ、コーヒーが苦手!という人も飲みやすく人気です。ミルクでまろやかな味わい、その良さを活かすためにもカフェオレを作る場合におすすめなのが深入りで酸味が控えめ、コクが強いものを選ぶのがおすすめです。ミルクに負けない強いコーヒーの味を感じながらも、まろやかに美味しく飲めます。次にエスプレッソ、これは中深煎り、そして豆挽きも一番細かいものがおすすめです。エスプレッソは抽出時間が短く三十秒ほどで作るものです。

急行(エスプレッソ)ということばから生まれたコーヒーなので、速い抽出が可能で尚且つビターな味わいのものをおすすめいたします。次は水出しコーヒー、夏の暑い時期などに喉を潤すためによく飲まれているものです。ただ、コーヒーは温度が高い程に特有の香りがあがりやすいです。そのため低い温度で抽出される水出しコーヒーはあまり香りがたたないです。そのため香り高い銘柄を採用するのがおすすめ、香りがとても薄い、と感じることなく、味も香りも楽しみながら夏のコーヒータイムを楽しめます。豆の味わいを見てもわからない、というときは作りたいコーヒーから選ぶのも手です。初心者であっても、こうしたコーヒーの種類ならわかる、という人は多いです。この世界はとても奥深いので、手をつけやすいところから入っていくのがおすすめ、そこから世界をひろげていけば問題ないです。用途でどんな豆がおすすめかわかれば、なんとなく次にこの豆を使ってみようかな?など色々な工夫をしつつ、楽しむことができるようになります。

深いコーヒー豆の世界

コーヒー豆

最初からいきなり自分の好みのコーヒーを引き当てるのは難しいので、まずはコーヒー専門店を覗くのがおすすめです。ブレンドコーヒー、ストレートコーヒー、インスタントコーヒー、とにかく選択肢が多い上にまだ詳しくない人も選びやすいのでぜひおすすめいたします。通販でも扱っていますので、商品ページを参考にするとより探しやすいかもしれないです。中にはグラフ化してよりわかりやすい表記にしてくれているところもあります。コーヒーは一息つきたいときのお供、美味しいコーヒーは生活の潤いなので自分好みのものを探したいところです。